Greedy BLOG

欲しがりな大学生が、気に入ったモノやコトを想うがままに紹介するブログ。

「ジャパネットたかた」が好きだからこそ言える、「ジャパネット」でパソコンを買ってはいけない3つの理由



 

タイトルが長くなってしまいました。

 

 

僕は、ジャパネットたかたが好きです。

たかが通販番組といって侮ってはいけません。

そこにはいろいろなトリックがあるように思います。売れるためのトリックが。

 

だって、高田明(元)社長が一代でここまで大きな会社に育てたのですから。

 

 

なんで好きなのかというと、昔から見ているから。

好きだから見ていたのかもしれません。答えになってないですが。

 

前は、ケーブルテレビの242チャンネルにジャパネットのチャンネルがあって(今も、ジャパネットDXってチャンネルあるけど、そのリニューアル前のやつ)

それをよく見ていました。

 

液晶テレビがうん十万円してた頃から(たしか50万円以上はしてた)。

ケルヒャーの高圧洗浄機が出た頃も知ってます。

 

家電とか、パソコンとかの知識の根本的なものは

ジャパネットに教えてもらったと言っても過言ではありません。

 

 

だからこそ、長い間見てたからわかる

お得なものと、買ってはいけないものってのがあります。

 

買ってはいけないもの・・・・

 

それは間違いなくパソコンでしょう。

 

別にジャパネットをディスってるわけじゃないです。純粋に好きなんです。だからこそです。

 

 

高性能なモデルは売ってない

 

ジャパネットとか安さを売りにしてるような通信販売は

多くのお客さんが買ってくれるような安いものを売ります。

 

一部のマニア受けしかしないような、ものすごい高価なものは売りません。

 

まあ、あたりまえです。

 

んで、パソコンを安く売ろうとした場合、

ほかの量販店とかが売ってるものを、そのまま売ろうとすると

あまり勝ち目がありません。量販店の方が安く売れるからです。

 

最近はあんまりありませんが、

前は、ジャパネットオリジナルモデルってのが売られてました。売ってるパソコンはほとんどがオリジナルモデルでしたね。品番の後ろに「J」とか付いてました。

 

オリジナルって聞いて、みなさんがどう想像するかは分かりませんが

少なくとも僕は、量販店に売ってるのと同じ値段なんだけど、ちょっと高性能です的な感じにとらえてしまうのですが、

 

違うんですね。それが。

 

普通のメーカー品の

パソコンのスペックをいじるんです。

 

高性能なパソコン⇒CPUをいじる

性能が低いパソコン⇒付加価値をつける

 

 だから、見た目は高性能PCと同じでも

スペックが低くなってるということはよくありました。

 

とくにCPUをいじります。CPUは、パソコンで大事なパーツの一部です。

コレを廉価版のやつにかえます。例えば、Celeronとか、Pentiumとか。

AMD社のものに変えたやつもありました。これで値段がぐっと下げられるのです。

 

ただ、他のパーツはそのままですので、

ブルーレイディスクドライブ搭載でブルーレイ見れるのに、CPUがCeleronとか

明らかにパワー不足で不釣合いです。快適とは程遠いです。

 

 

一方、性能が低いパソコンでは

他で勝負します。

 

むかし、有ったのはスピーカーのアップグレードですね。内蔵スピーカーをいいやつに変えて、このパソコンは音が良いという風に売り出すんです。

 

まあ、安くて音が良いって言われたら買いたくなっちゃうかも知れません。他のパーツはポンコツですが。

 

 

今は、オリジナルモデルより

普通のメーカー品そのままのほうが多くあるので、昔ほど騙された感は少ないです。

 

そうなると、安く売るには、スペックが低いものを。

ってもちろんなります。

 

でもこれでは、量販店やAmazonの方が安いことの方が多いです。

 

んーーー。

ジャパネットで買う意味あるの??

 

結局、安くない。

 

信販売には限界がありますからね。

 

安くないっていうのは、実際的なものというより

感覚的なものです。

 

値段の表示が税抜表示なんですよね。通販はだいたいそうだけど。

しかも、19,800円とか、29,800円とか

税抜表示なんだけど、お得感を出してくる。

 

悪質な通販だと、商品紹介の最後の画面だけに小さく税込みいくらって書いてあって

それには触れないってのがありますが、

それに比べたら、ジャパネットは良心的な方です。

 

てか、そもそも税抜表示はやめて欲しい。

 

食料品とかだと、消費税分は微々たるものですが(でも想像より高かったりしますが)

家電とかになると、もう桁が違います。10万円で消費税8,000円ですからね。

 

思った以上に高くなります。感覚的に、明細みたら高っ!!こんなに高かったっけってなるかもしれません。

 

 

そして、ジャパネットは分割金利手数料は負担してくれますが、

送料までは負担してくれません。

 

んで意外に送料が高い。

Amazonとかで無料発送に慣れてしまっているせいかもしれませんが、

数千円もかかると、また、感覚的に高っ!!ってなります。

しかも、送料はあまり画面に表示されません。しかも小さいので見落とすかも。

 

高田社長が「なんと19,800円!!」とかいっても、

それは

税抜価格+送料は別途必要

となると、高いと言わざるをえません。

 

 

あと、パソコンではないですが

ジャパネットは下取りっていうのをよくやってます。

新しい家電を買うのと引き換えに、古い要らなくなった家電があれば

価格から、いくらか引くというサービスです(2万円とか、3万円とか)

 

でも、これ

ただ値段が安くなるわけじゃないんです。

下取りすると、リサイクル料金みたいなものを別途払わなければいけません。

流石に、割引した値段よりは安いですが

トータルで考えると、お得感は半減します。

 

おまけが多すぎる

 

笑ってしまうくらい、おまけが多いんです。

 

例えば、前見たのだと

 

パソコンに、、、

 

プリンター

デジカメ

写真用紙

ウイルスセキュリティーソフト

 

そして

メモリーカードが付いてました。

 

 

パソコンにプリンターをセットでつけるのは

ジャパネットの必殺技ですね。

 

そこから、プリンター付けたら

写真を印刷したいんじゃないか。じゃあ、デジカメ付けよう。

デジカメで写真取るなら、メモリーカードも必要だな。

あと、写真印刷するのに用紙も必要だね。。。

 

ってことでしょう。

 

今でも、このパソコンのプリンターセットの必殺技は

使われています。

 

驚くのは、たまに、最新の高いプリンターをセットにしてくるところ。

これは採算とれてるのか??って思ったりするのですが、

それ以上にパソコンが低スペックで安いからなんですね。

 

いろんなものをセットにすると、少し高くしても

こんなについてくるんだから安いじゃんってなるわけです。まあ、騙されているんですけど。

 

こういうセットで売ってると、

もうすでにプリンター持ってる人はどうするのかという問題が出てきます。

 

もうあるから、いらないものはいらない。いらないものが入ってるのに値段は安くならない。。。

メリットがないです。

 

 

おまけ系でいうと、少しちがうジャンルになりますが、

「プロバイダ」がおまけですね。最近は。

 

おまけにすると、値段が3万円くらい下がるんですね。不思議な事に。

 

どういうことかというと、パソコン購入と同時に

フレッツ光とかモバイルでいうとイー・モバイル、そういう回線と契約することで

パソコン本体の価格が安くなりますよってことです。

 

家電量販店などでは、前から行われていた方法ですが

まさか、ジャパネットでコレをやるとは思ってなかった。。。

 

コレをやると、パソコンを100円で売ることが可能になるわけです。

本当に僕はこの、携帯が実質1円とか、パソコン100円とか嫌いです。

 

なぜパソコンが100円で売れるのかというと、

低スペックなモバイルパソコンなら、3万円もしないでしょうから

それに「プロバイダ」と抱き合わせて販売しているから。

 

プロバイダと契約してしまうと、月ごとにお金が発生してきますし

満足いかなくても、2年間は契約しなければいけないということがあります。(解約すると違約金がかかる)

 

そもそも、もとからプロバイダと契約している人は

恩恵を受けられないわけですね。

 

でも、本当にパソコン音痴の人は

前のパソコンを購入した時に、店の人に言われるがままに契約し

また新しいパソコンを買う時も、いまいちわからず契約してしまうことがありそうです。

 

そして、怖いのが

ジャパネットを見ている人っているのは、ほとんどが高齢者。通販全般に言えることです。

パソコンなんてわからないけど、あれもできます、これもできますって説明されたら、買ってみようかな・・・。しかも、100円。

プロバイダうんねんっていうのはわからないけど、とりあえず買ってみようか

って人がいるのではないかということ。

 

 

ジャパネットもそのことはわかっているようで、

電話で詳しく説明します、とは言ってるものの

お年寄りが完全に理解できるかといったら、難しいところです。

 

 

「プロバイダ」のおまけだけは、ジャパネットにやってほしくなかった。。。

 

 


 

いろいろ横道にそれたりはしましたが、

別に、ジャパネットをディスってるわけじゃありません。

 

いい商品だってたくさんあります。

 

これからもジャパネットをお願いします。

 

 

P.S.

ジャパネットの本社兼スタジオは長崎の佐世保にあるけど、

東京にスタジオをつくって東京進出したって

CMとかでやってたけど、もう東京スタジオは閉鎖されちゃったらしい。

 

採算がとれなかったのだろうか。

経営が不安なところ。

 

がんばれジャパネット。